仕事の「できる人」になろうと思えばなれるのか?

仕事のできる人とできない人

ゲームでレベル上げる感じで仕事の「できる人」になれればいいのになーとゲームしながら思う次第です。人間にもレベルがあればいいのに。

日経コンピュータの過去の記事で見つけた文からの抜粋。

「こういう言い方をしたらいけないのかもしれないが、結局は生まれつきですよ。できる人に機会を与えれば、自分でできるようになる。できない人にいくら懇切丁寧に教えても、できる人にはならないね」

引用:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20130823/499762/?ST=management&P=1

ガチで身も蓋もないって言うかなんていうか。って気分になりました。でも正直なところ同じことを思う点もあるなーと思いまして…。

教えても同じようにできない人、できる人

私のエンジニア時代での体験ですが、とある後輩が出来ました。後輩A君は良くも悪くもエンジニアタイプな方でした。
業務内容を教えて対応に当たってもらうんですが、なかなか覚えが悪く、ちょっと間が空いてしまうともう忘れてしまってるんですね。ある程度経験を積んでくると慣れてきて基本的に問題はなくなってきたんですが、何かとミスが多くて目立っていました。結局ミスなどが原因で頻繁に叱られることも多くモチベーションが下がってしまい、最終的にはその現場から離れていきました。
この時私の教え方が悪かったのかと悩んだものですが「じゃあ何が悪かったのか」という点に答えは得られませんでした。自分自身は同様のやり方で問題なくやってきていて、人を指導する立場になっていました。

そしてその後B君が現場に配属されました。やる気も感じられる青年で好印象でした。
私が指導にあたったのですが、A君同様の教え方をしたのですが、結果的にはA君とは対照的に見る見る成長していき、仕事に対してのミスも少なく、最終的には私の立場にとって代わるエンジニアに成長をしました。
この時はあまり深く考えませんでしたが、同じような教え方をしても人によって出来は違うもんだなと感じていました。

モチベーションの差

上記のA君とB君の差。何が違ったのかと後になってから考えていたのですが、明らかに違ったのは仕事に対してのモチベーションでした。

A君は受け身でさほどこの現場での業務にも興味がなかったようで。あくまで「仕事として」業務に当たっているという考えを持っているタイプでした。
B君は業務自体にも興味があり、自ら学びたいという積極的なタイプでした。こちらから言わなくても自分から質問をして吸収していくタイプです。

このモチベーションがある、ないだけで人の成長というのは大きく変わるものです。それ一つで周りからの評価は「できる人」「できない人」で分かれてしまうものだと考えています。

じゃあ「モチベーション」「やる気」があれば何でもできるんかい?って話ですが、アントニオ猪木じゃないので「やる気(元気)があれば何でもできる」ってわけでもありません。それで解決するならみんなモチベーションが高ければ何でもできる人になってしまうので。いや、個人的にはそれならそれでシンプルでいいですが。
上記で引用した記事に戻りますが、やっぱり生まれつきできる人はできますし、できない人はできないです。と、私まで言い切ってしまうのとそれこそこの記事の意味もなくなってしまうのでもうちょっと深堀します。

丁寧に教えればある程度は出来てもナンバーワンにはならない

私は現在IT業界の営業マンですが、何度か営業後輩もついていますし、今現在も後輩の立場となる営業マンがいます。気づいた事は知りうるコツなどを出来る限り教えるようにはしています。
が、エンジニア以上に営業ってのは教えても出来ないものです。色々教えて実際やらせて見ても、営業に対しての意欲がなければその結果が如実に表れて契約が全く取れなかったり。適正がなければやっぱエンジニアの方が向いてるなーという結果になったり。やらなきゃ!という気持ちはあっても空回りしてトラブルを持って来たり…。
他にいる営業さんでもある程度の業績を残している人はゴロゴロ周りにいますが、やっぱり何かしらが足りてないんですよね。

私の感覚的なところですが、一つ一つのパーツが組み合わさって、そのパーツが多く揃っていればいるほどより「できる人」になるなと感じています。そのパーツには大小がありますが「意欲」「目標」「目的」「根気」「経験」「能力」「努力」「体力」「応用力」 「健康」「魅力」「我欲」「満足度」「環境」「人間関係」…。まだ挙げれば他にも色々あると思いますが、これらが多く揃えば揃うほどより魅力的な経営者、エンジニア、管理者、営業マン、社畜になっていくのだと思います。

教えればだいたいの人がレベル1からレベル5くらいまでは伸ばせるけど、レベル6以上は大変で、レベル10にまでは伸びない。レベル6以上は教えなくても自分で学ぶし、レベル10になる人はもう努力だけではなかなかなれない「生まれつきできる人」。といった感覚で見ています。

その生まれつきできる人はだいたい上記の色んな要素を複合的に大多数を持っています。もちろんそれぞれのカラーってものがありますが。なのでできる人もパーツをばらしていけば一つ一つ持っているものがあります。できない人ができる人を目指すのであれば、まずはできる人を探して、その人の持っているパーツを一つ一つ見極めて自分のものにしていけば、できる人に近づいていけるかもしれないですね。

それが難しい事なので「生まれつきできる人」が生まれるのかもしれませんが…。

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