実は冷え込みつつあるIT業界にトドメを刺す英EU離脱

前に比べて景気が良くなったとか、良くなってないとかみんなそれぞれ主張が違ってて、結局それぞれの立場で物言ってるだけなんだろうなーって思う今日この頃です。みんな色々あるんですよね。

少し前から冷え込み始めていたIT業界

営業やっていたらIT業界のイマイマの状況が結構分かってしまうものでして。
世の中ちょっと株価も上がって、為替も前に比べてちょっと安定して、不景気感は薄れていました。ちょっとポジティブ感が出てますもんね。政府側の人が必死でポジティブキャンペーンしてますし。実態はどうなのか何とも言えませんが。
国内のIT業界は皆さんご存知の通り多重下請け構造になっていますので、上の方が景気悪くなれば下請けももろとも仕事がなくなります。この3月頃までは結構仕事がしっかりあって、お金のことはともかくまあまあって感じだったんですよね。各社様のお話を聞いてる感じでは。
ただ4月頃から若干陰りがありまして。色々各方面にお話を聞いてみると、国内で発動したマイナス金利がなかなかのダメージをきたしていまして。すっごく簡単な構造で…。

国債マイナス金利

銀行いっぱい国債持ってるし金利を払わなきゃいけなくなる

他で投資しなきゃいけない、でもすぐは無理

いったん財布の紐を締めよう

IT業界とかに出してる仕事を止めよう

我々ギャー

ってキャンペーンが4月からこっそり始まっているようです。
あとは大型プロジェクトが各社とも落ち着いてきたみたいで、その影響もあります。なので元々あった案件が終わって、新しいプロジェクトが立ち上がりにくい状況になってるって事ですね。

イギリスEU脱退

そんな中で2016年06月24日(日本時間)にイギリスで行われてた、EU残留か脱退かの国民投票が開票されました。予想されていた残留から一転して結果としては離脱に。なぜそうなったかは各ニュース記事でもご確認下さい。色々イギリスやEU欧州は大変なようです。あとシリア難民問題も影響を及ぼしてるでしょうし。移民受付をしない日本は蚊帳の外。
日本でもまあ色々叩けばありますが、イギリス国内も歴史を辿って色々あるそうですが、EU全体を見ても脱退の前例を作ってしまうとじゃあ俺も俺も的な国が出てきかねません。ギリシャとか。今回のイギリス脱退に向けの投票結果は引き金の一つでしかないのかもしれません。

今後の国内のIT業界

正直なところEU脱退によって経済的にどれだけの影響を及ぼすかは不透明だと思ってます。ただこの記事を書いている24日本日時点では株価は1300円近く下落。19時時点で円安に振れてますが一時99円にまで高騰してました。
リーマンショックの時がそうでしたが円高が進みすぎて輸出関連企業が多い日本としては非常に痛い話で。全体的に景気が落ち込めば、各社とも設備投資は控える方向に動きます。ベンダーやユーザーから仕事貰ってる大半のIT企業は仕事がなくなってしまうわけでして。EU脱退の影響が巡り巡って各社に影響してくる事になりかねません。まじで困るから。営業的に。仕事なくて会社に社員がいっぱい待機してるとかほんときついから。

会社・営業として今から取っておくべき対策

じゃあ会社や営業担当が取っておくべき対策とは。
仕事を請け負ってる会社は今から少しでも多く仕事を抱えておかないと、今後取りに言ったときには既に焼け野原になってる可能性があります。もうそうなってからでは手遅れ。景気が落ち込んで仕事が外に出なくなってしまう前に、納期が先々にある大き目の仕事を受注しておいたほうが吉な気がします。
主に人出しやってる会社は結構大変。正直その場しのぎしか出来ない会社が大半です。あくまでその時その時に来た仕事を請けているだけなんで、早めに取っておくのはなかなか難しい話。強いて言えば保守系の案件に人を固めておくのが吉です。新規開発・構築は今後出てきにくくなる可能性はありますが、維持をしないわけにはいきません。単価自体は抑えられるかもしれませんが、仕事自体がないよりかは良いです。景気が悪くなっても、維持もしないってわけにはいかないのでコストカットの対象にはなりにくいはずです。

エンジニアとして今から取っておくべき対策

エンジニアとして今からやっておくべき対策としては…。
これはいつの時代も変わりません。技術を磨きましょう。技術を持っているかどうかが、より強く影響してきます。景気が悪くて仕事が少なくなっても、技術がある人に優先的に仕事は回ってきますし、頑張っている人にみんな振り向いてくれます。別に精神論を語るつもりはないですが。でも事実そうです。会社としても、人としても。
あとは変なタイミングの転職は注意です。タイミングを誤ると給与水準も下がりますし、各社とも採用を渋ります。今の今までは転職市場が活気づいてましたが、ここからは何ともいえません。

リーマンショックの経験を活かしていく

ネガティブな話ばかりでしたが、つい7年ほど前のがくっと落ち込んだ時期の糧がまだあるはずです。各社、各個人が今後に向けて構えておけばそれほど怖くはないという考えもあります。先々を見据えて今から構えておきましょう。景気というのは波があって引くときはぐっと引いてしまいますが、引いた波はまた戻ってきます。これからはちょっと辛抱する時期が来るのかもしれませんが、乗り越えればまた面白くなるかもしれないですね!

 
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