IT業界のエンジニア不足と高齢化問題

去年から更新が止まっておりました。ちゃんと生きております。生存しております。寒くてこたつから出てきていないだけです。こたつに入り過ぎて気が付いたら朝でした。

ツイッターでちょっと話題になってふと思ったんで記事にしてみました。エンジニアをやっているとあまり感じる事は少ないんですが、営業になってみるとこれは根深い問題だったりします。IT業界の構造的な問題なんですが。現在所属している弊社でも終身雇用対策は考えておりますが、まあこれがしっかり機能するかどうかは何ともという次第です。

実はエンジニア不足と関係しているIT業界の高齢化問題

IT業界のエンジニア不足は2014年頃から徐々に表れるようになってきて、ここ最近は非常に顕著です。全体的に足りてない感じであり、案件自体も増えているのでそりゃまあ不足だわって話です。某銀行さん、共済関係さん、電力自由化、マイナンバーなどなど。どういう推定を立てられたのかわからないですが30万人不足するとかってどっかで言ってました。まあググってください。
営業やってるとまあそれもひしひしと感じる次第でして、プロジェクトを円滑に進めるためにエンジニアさんを集めようにも集められないし、いてもなんか変な人だったりして、現場からはふざけんなと怒られる次第です。いつもご迷惑をお掛けします。

で、人材が不足する原因にエンジニアの高齢化も挙げられます。

IT部門の平均年齢が50歳超という企業が続出!深刻化する「IT人材高齢化」への対処法
http://diamond.jp/articles/-/62380

まあそこの会社の体制や部署、扱う技術など色んな外的な要因にもよってくるんですが、定年を迎えて引退する人も少なくないですし、病気や(心の)怪我で戦線を離れる、または自身の親の介護が発生するという問題もあったりします。皆さん人生色々です。まあこういうのは仕方ないかなーとは思いますが。

高齢だとエンジニアを続けたくても続けられない

上記の色んな理由でエンジニアから離れてしまうのはまあ仕方ないとも思っていますが、逆に働きたくても働けない高齢エンジニアさんもいます。なかなかこれは営業やっていないと目の当たりに出来ないのかもしれないですが、大手さんで昔から所属していてそのままいるんだよって人はまあまだ安心出来るのかもしれないですが、転職は難しいです。
冒険心を出して転職して中小企業に移ってしまった高齢エンジニアさんは大変。自社内のサービス開発をやっている会社であればいいんですが、中小企業の大半は業務を請け負っている(派遣している)ので顧客先や元請先内で業務しなければなりません。じゃあすんなりそのスタンスでやっていけるのかと思ったらまあ難しい話で。

高齢のエンジニアさんが結構自分の技術に自信をお持ちです。プライドもあります。まあある程度は大切だと思っています。そういうのも。
でも外注として受け入れるユーザー側からしたら若くて元気で技術がある人のほうが嬉しいかったりします。そもそもユーザーの責任者が20代、30代の若輩者。年齢高くても40代。そこに50代、60代の高齢エンジニアさんが来たとしても責任者からしたら扱い辛いわけでして。ましてや変に自信を持たれていたり、プライドを持っているとそれはまあどう絡んだらいいんだと困惑する事うけあい。まあ受け入れる側がどこもかしこもそんな感じなんで高齢エンジニアさんを連れて行くと見事に敬遠します。するとどうなるか。

高齢のエンジニアさんのあてがう案件探す

ユーザーからは敬遠される

案件が無い

会社は雇用してられなくなる

しれーと解雇するか、居たたまれなくなって自主退社

エンジニアがいなくなる

…と、何が言いたいかというと上記のような世知辛い感じになります。

ユーザー・元請になる側も高齢エンジニアさん側ももう一回考え直そう

これは中小企業をやっている側の目線になってしまいますが、高齢のエンジニアでも受け入れる体制を作っていくことが、一つのエンジニア不足解消になるのではないかと思う次第です。やや癖はあるかもしれないですが、技術がある人は確実にあるので、それをうまく使っていくに越した事はないのではないでしょうか。第一線として使わないにしても、部分的に任せるなど、受け入れ側の対策も必要にはなるかもしれないですが。

ただ高齢のエンジニアを抱える側としても、その本人としても現状を理解して、したたかである必要もありますけどね。高齢のエンジニアさんが現場に来たのはいいけど「俺のやり方にあわねえ」とか大暴れして出ていくとかって事案もよく聞く話ですし。何より健康の心配もありますし。お金を払う以上は頑張ってもらいたいわけです。

結果としてはお互いがお互いを理解していかないとだめですね。
一個人としてはユーザーさん側も、高齢のエンジニアさんも皆さんがハッピーになる事を願っております。

頼むから営業を困らせないで下さい。かしこ。

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コメント

  1. yamato より:

    30代後半のときに職務経歴書に30代前半と当時勤めていた会社の社長に改竄されたことがありました。

    さすがにまずかったから、面接のときに正しい年令を話したのですが、このとき年令がネックになってるのをひしひしと感じましたね。

    • kamei-m より:

      >>yamatoさん
      他の業界や業種によっては年齢ってそれほど影響がなかったりするんでしょうけど、このIT業界に限ってはエンジニアは凄まじく影響が出ますからね…。

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