IT業界にプログラム技術などの幼少教育の波が

サイバーエージェントなど大手企業も乗り出す児童向けプログラミング学習事業

IT業界に身を置いているとIT技術・スキルの”教育”ということがどれほど重要かということを強く感じる今日この頃です。まあそんな私は親に「将来は絶対英語が必須になる!」と素晴らしい先見の目を発揮して私を英語塾に通わせてもらっていたけど、本人のやる気が極めてネガティブだったので結局辞めて英語嫌いになるという大失敗の思い出が過ります。

さて、4Kテレビが流行るとか流行らないとか言われているこの世の中で、相変わらず3K感(きつい、帰れない、給料が安い)が強いIT業界ですが、徐々に徐々にそんな雰囲気も拭えて来ているのかなと感じるニュースが取り上げられていました。 

ホームページやゲームなどを作る「プログラミング」が、小学生の習い事として人気だ。
スマートフォンやタブレット型端末の普及で、幼少期から情報技術(IT)に親しめる環境が生まれ、将来に役立つと考える親が増加。大手学習塾が相次いで教室を開くなど、新たなビジネスとしても注目を集めている。

「未来のジョブズ」目指す、小学生の人気習い事
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20150630-OYT8T50106.html

いやー、なんか嬉しい限りです。小さなお子さんから、そんなお子さんを持つ世代がIT業界に興味を持ってくれるということが。
幼少からの教育というのは何かと効果的で、こういった教育サービスが出来るのは非常に有意義なことではないかと思います。「ついにプログラミング技術を小学生に本格的に覚えされるような塾が出てきてしまったかー」となぜか感慨深いものがあります。そういうのは自分も事業として作りたいなーなんて思いはあります。

まだまだメジャーではないですが、IT技術の教育を行うサービスがあちこちで立ち上がって塾が開設されているようですね。

株式会社 LITALICO

この子たちが将来的にもIT技術やプログラミングなどについて興味を持ってそれを仕事としようと大人になった時、どんな社会になっていくんだか…。現状では学生時代からめちゃくちゃ興味を持って勉強しまくってきた若手のエンジニアさんたちは凄まじい勢いでエンジニアとしての技術を開花させていますが、まだまだそんな人は一握りでして。「IT業界ってなんかかっこいいと思って」とか「IT業界に入ればモテて彼女が出来ると思って…」とか「何か給料よさそう」とか、全力で下心を思って入ってくる人が多く、現場に出てぼろくそに言われる2015年上半期があちらこちらで展開されているかと思います。

でもこういった幼少期からのIT技術を学ぶ場所が出来るってことは今後のIT業界としては非常に明るい話ですね。10年後には今以上に日本のIT技術力が伸びるのではないかと期待してしまいます。

一企業としてはインターンや自社教育などを行って、若手育成、新入社員の即戦力化、新卒受け入れをスムーズにする、インターン時期からの戦力利用を狙っているのだと思いますが、今後はもう小中高生くらいから学生を囲い込んできそうな企業も出てくるんじゃないかと考えてしまいます。ていうか一部では実際やってるって話も聞いています。そうなるとますます中小企業では優秀な学生の囲い込みが難しくなってきますね…。よほど自社に特色や強みを持っておかないと。

お国からのお達しやメディアからの批判などの効果もあってか、以前に比べれば業界全体的にはホワイトカラー的にはなってきたような気がします。まあもちろん大手SIerさん配下で仕事に携わっていたらですが。まだまだベンチャー気質なところは絶賛体育会系ですし。というかそうしないと会社自体がやっていけない事情も皆さん抱えていると思いますし。

とまあ言っても学生向けにITスキルを伸ばす塾が出てくること自体は非常に好ましい事ですが、既に業界内に入って仕事している人たちそのものがリテラシーから技術からと基本的な知識が不足している人が多いのも事実です。このままでは今塾で学んでいる学生さんたちが社会に飛び出して我々の業界に入ってきたときに目の当たりにするレベルの低さに驚愕しないかが心配です。そして絶望する、みたいな。だから我々も引き続き精進を怠らず、知識、経験、技術を伸ばしていく必要がありますね…。

と考えたらぞっとしたので自分も頑張ります。なんてことを考えてしまうお話でした。

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