経営者とエンジニアの考え方が折り合わない最大の理由

営業って立場にいるとどうも経営側に近く経ってしまっているので、色々話を聞いたり吹き込まれたり学ばしてもらったりとしてしまう今日この頃です。
良くも悪くもな。

ツイッターを眺めていると「やりがいがある仕事だから頑張ろう的なことはどうでもいいから給料よこせ」というツイートをよく見かける次第でして。まあいちエンジニア、いち社員なんだから当然だわな。自分もいち社員の身なんで給料無いと困るわって話です。まあただ自分は自分自身の経験ややりがいとかって部分が無いかと言えばそんなこともなくて、それも付加価値として必要だし、超つまんない仕事だけど給料はそこそこだよって感じの仕事だったら私は多分やらないです。状況にもよるけど。

で、何でこういった話があちらこちらから上がってくるんだろうとふと考えてみたんですが…。まあ結局立場と考え方の違いだなと言う結論にしかなりませんでした。

経営者とエンジニアの視点

そもそもエンジニアと経営者の立場上考え方が全く真逆なんですよね。

エンジニア=働いたんだからいっぱいお給料ちょーだい
経営者=収益を上げたいから支払うお給料は少なくしたい

結局この関係性で話したってお互いの主張をするだけになってしまって、話がかみ合わないっていう。
経営者は給料出来れば払いたくないんだよ!!なんて言えないから、あの手この手でやりがいとか言ってみたり、成長とか言ってみたり、この経験が将来に活かされるとか言ってみたり。まあ嘘じゃないんですけどね。
エンジニアで特に薄給で従事しちゃってる人なんかにしたら、いやなんでもいいから給料払えよって話です。

バランスの取り方

経営者側としては…。
もちろんだからと言っていくらでも良いからと給料払って事業が回らなくなって、会社が倒産すれば元も子もないわけでして。雇用している社員からエンジニアから全員の生活に支障が出るわけです。かと言って私益ばかり求めてると社員やエンジニアからの批判の的になるわけです。
この辺に関しては社員一人一人としっかり話をして、会社の意向やビジョン、将来性をしっかり示して、そして社員に対してどれだけ今後給与を払ってあげられるのか・どれだけ評価してあげられるのか。最大のモチベーションはやはり給与・評価の面が大きいのです。それをしっかりと描いてあげる事が重要であり、それに向けて経営者は舵を取っていかないといけないわけですね。まあこれは非常に難しい事ですが。

エンジニア側としては…。
基本的に会社として社員やエンジニアに出来る限り納得のいく給与を回せて社員の満足度を上げてあげ、モチベーションを高めていく事が重要ですが、じゃあ社員やエンジニアはそれを待っていればそれで良いってもんでもないです。頑張ってるな!と評価出来ないエンジニア・社員に対して高い給与はさすがに払えませんしね。やる事やってないのに「給与いっぱいよこせ」はさすがに無理難題です。
ただ無理しろ、サービス残業しろって話じゃなくて、自分なりに出来る努力をしていかないと経営者は評価できません。特にこの業界は技術や経験を持ってなくてエンジニアとしては評価されません。資格勉強でもいいですし、実地に役立つ技術の習得でも構いません。技術がないとどんな大手でも中小でも、そもそも生きていけません。まあ一部コミュ力だけで生きてる人ももちろんいますが、それもまた立派な技術かもしれません。

結果として

そもそもですね、経営側の人もエンジニア側の人も歩み寄りがこれっぽっちもないのが問題でして。それもまあ結局経営者がその雰囲気や風潮を作っていかないといけません。経営者はエンジニアに対して、スキルを身に付ける事で将来何があるのか、自分の給与がどうなるのかを明示して、実際に明示したラインに達成したらそれだけの評価(給与)を渡すべきなんですよね。でもそうして行くためにも会社が利益を上げていく必要がある。だから会社に対して協力していこうね。という働きかけが経営者側から必要です。会社として、チームとしてそれが無ければ成り立ちません。会社がそもそも儲けていなければ昇給も出来ないし、賞与も出せない。決算で大きく利益を上げているのであれば、何%は決算賞与として還元します!と銘打てば、それだけ社員もやる気が出るってもんですよ。社員も給与が欲しいという気持ちもあって働いているわけですからね。

結局、経営者が「やりがい」を強調する会社ほど、本当はあまりやりがいのない仕事なのかもしれないな。

経営者とエンジニアがまずは歩み寄り、そして協力をしていく環境を経営者は提供して、エンジニアは満足いく環境を提供してもらえていると感じたのであれば、または会社・経営者にその姿勢があると思えるのであれば、少しでも良いので会社に協力していくという気持ちを持って、会社もエンジニアも潤う関係になっていく。これが理想ですね。理想と言うのは実現するのは大変ですが、それに近い実現をしている会社も少なくありません。

ブラック企業と言う話題ばかりが先行しないで、この会社は中小だけど良い会社だぞ!という話題が挙がるようになっていく事を願うばかりです。

でもこうやって考えてみると、経営者ってのは孤独でパワーのいる立場だなぁと改めて思ってしまいますね…。

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